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HAIR CARE Support your beauty

「人々の“美しい”をサポートしたい」、そんな想いをコンテンツにまとめています。髪のお悩みや季節ごとのヘアケア方法についてご紹介しますので、少しでも皆さまのお役に立てると嬉しいです。

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毛髪診断士 : 野内ほのか 生駒七海毎日さまざまな髪の毛に関する情報に触れています。「日常のヘアケアを通して、少しでも髪の毛にお悩みの方の手助けができれば…」という想いがHzの原点ですので毛髪診断士として正しい知識を皆さまにお伝えできるよう頑張ります!
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外側だけをケアしてもダメ!まとまりのある艶やかな髪にするには内側からのケアを

外側だけをケアしてもダメ!まとまりのある艶やかな髪にするには内側からのケアを
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外側だけをケアしてもダメ!まとまりのある艶やかな髪にするには内側からのケアを

女性らしさの象徴ともいえる、艷やかでまとまりのある髪。髪が美しいと、それだけで女性は輝いて見えるものです。
しかし、美髪は何もせずに手に入れられるものではありません。
むしろ、髪はカラーリングやパーマ・紫外線・乾燥・ドライヤーやヘアアイロンによる熱などさまざまなダメージ要因にさらされているため、毎日のケアなくてしては傷む一方。そこで今回は、髪のホームケアについてご紹介します。
 

 

髪は何もしなくても美しくなるものではありません

髪は何もしなくても美しくなるものではありません

髪に対する勘違いとしてよくあるのが、「パーマやカラーなどで髪が傷んでしまっても、いずれは回復するだろう」という認識。

しかし、残念ながらこれは間違いです。髪の傷みが時間とともに自然と解消されることはありません。なぜなら、髪には自己修復機能がないからです。例えば皮膚は、傷がついたとしても新陳代謝によって組織が再生されるため、時間とともに健康な状態へと回復していきますよね。


しかし髪はそうではありません。髪のうち、毛根の深い部分以外・すでに頭皮から現れている部分は既に活動を停止した細胞の集まりであるため、皮膚のように自己回復することはないのです。
ですから、一度傷んでしまった髪を美しく復活させる方法は、その部分をバッサリ切ってしまうか、毎日のお手入れでダメージケアをしてあげるかの二択ということになります。

 

加齢による髪の水分不足が原因で、くせ毛やうねりが強くなることも

 

うねりが強くなることも

 

ヘアカラーやパーマ・紫外線・乾燥・熱などによるダメージだけでなく、30代~40代になって「くせ毛や髪のうねりが気になるようになってきた」という方は多いのではないでしょうか?

 


「髪の一部だけがワカメのようにうねってしまい、ヘアアイロンやスタイリング剤を使ってもなかなか直らない……」などという声もよく聞かれます。この原因は、加齢やホルモンバランスの変化によって髪の水分量が減ることにあります。

 

また、年齢とともに髪の生えている場所によって水分量に偏りが生じるようになり、乾燥している部分が収縮してくせ毛やうねりとなることも。こういった加齢が原因で生じるくせ毛やうねりを解消するためには、髪の内側から潤いとハリを与えるためのヘアケアが必要です。
 

美髪のためには、髪の外側からだけでなく内側のケアが重要!

 

内側からのケアが重要!

 

ダメージヘアやくせ毛・うねり対策として重要なのは、髪の表面だけでなく髪の内側からダメージを修復し、内部にしっかりと潤いを与えてあげること。そのためには、ヘアケア剤選びがポイントとなります。

 

例えばシャンプーには、タンパク質やアミノ酸系由来の洗浄剤を使用した製品がおすすめです。アミノ酸系のシャンプーは頭皮への刺激が少なく、皮脂を落としすぎずに優しく髪の毛を洗い上げることができます。

 

また、シャンプー前にブラッシングと予洗い(お湯だけで髪を洗い流すこと)を丁寧に行っておくことでも、髪のもつれがなくなり洗髪時の髪への負担が軽減します。

さらに、シャンプー後には保湿力の高いトリートメントを。髪の水分をある程度とってからダメージの強い毛先を中心に髪全体に塗布し、5分程度おいてから流しましょう。この間にシャワーキャップやタオルで髪を覆って湯船に浸かると、温スチーム効果でトリートメントが髪に浸透しやすくなりますよ。

 

その後、お風呂から上がったらすぐに髪をタオルで乾かします。髪をゴシゴシとこするのではなく、髪と髪の摩擦をできるだけ減らすよう、水分を吸い取るようにタオルを押し当てて。ある程度水分がとれたらドライヤーで乾かし、アウトバストリートメントを。シャンプーから始まるヘアケアの仕上げに髪をコーティングしてあげるようなイメージで、髪全体に塗布しましょう。

 

このように、ヘアケアに使うアイテムを変えたり、ケアの仕方を少しだけ丁寧にしたりするだけで、髪のダメージやくせ毛・うねりの解消に役立ちます。ぜひ今日からのホームケアに取り入れてみてください。