皮脂の過剰分泌によって起こる肌のべたつきやテカリ。実は、単純に皮脂が多いだけでなく、乾燥やストレス、生活習慣などさまざまな要因が関係しています。原因に合ったケアを行うことで、べたつきの少ない健やかな肌を目指すことができます。まずは、自分の肌状態をチェックしてみましょう。
まずはチェック!あなたのべたつき肌タイプは?
こんな症状はありませんか?
● Tゾーンだけテカる
● 頬は乾燥しやすい
● 洗顔後につっぱる
● 夕方になると化粧崩れする
● 毛穴が気になる
● エアコンの効いた部屋で過ごすことが多い
3つ以上当てはまる方は、肌の水分不足による、いわゆる「インナードライ傾向」が考えられます。
肌のべたつき・テカリの主な原因
年齢とホルモンバランス
皮脂分泌にはホルモンバランスが関与しており、特に男性ホルモンの影響を受けやすいといわれています。思春期から20代頃は皮脂分泌が活発ですが、その後は徐々に変化していきます。
ストレス
ストレスによって自律神経やホルモンバランスが乱れると、皮脂分泌が活発になることがあります。
気温の上昇と汗
暑い季節は汗の量が増えます。汗が蒸発する際には肌の水分も失われやすく、肌は乾燥を防ぐために皮脂を多く分泌することがあります。
乾燥(インナードライ)
大人のべたつき肌で特に多い原因がインナードライです。
インナードライとは、肌表面はベタついているのに角質層の水分量が不足している状態のこと。潤い不足を補おうとして皮脂分泌が増えるため、テカリやべたつきが起こります。
食生活の乱れ
糖質や脂質の多い食事、アルコールの摂り過ぎ、水分不足などは皮脂バランスに影響する場合があります。
紫外線ダメージ
紫外線によって肌のバリア機能が低下すると乾燥しやすくなり、皮脂分泌の増加につながることがあります。
今日からできる!べたつき肌対策
ストレスをため込まない
深呼吸や軽い運動、趣味の時間など、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけましょう。
好きな香りを楽しんだり、ゆっくりお茶を飲む時間を作るのもおすすめです。
暑い日は肌をクールダウン
首元を冷やしたり、冷感タイプのスキンケアを取り入れることで、不快なベタつきを感じにくくなる場合があります。
化粧水でたっぷり保湿する
インナードライ対策には十分な保湿が欠かせません。
化粧水は一度だけでなく、肌の状態に合わせて重ね付けしながら角質層まで潤いを届けましょう。
乳液・美容液で潤いを閉じ込める
化粧水だけでは水分が蒸発してしまいます。
美容液や乳液を併用して、肌のうるおいを保つことで、乾燥から肌を守ります。
食生活を見直す
●野菜をしっかり摂る
●良質なたんぱく質を意識する
●水分補給を心掛ける
●甘い物や脂っこい食事を控えめにする
こうした習慣は健やかな肌を保つための一助となります。
紫外線対策を行う
日焼け止めや帽子、日傘などを活用し、肌の乾燥を防ぎましょう。
逆効果かも?べたつき肌のNG習慣
洗顔のしすぎ
皮脂を取り過ぎると、さらに皮脂分泌が増えることがあります。
あぶら取り紙の使いすぎ
必要以上に皮脂を取り除くと、乾燥を招く場合があります。
保湿をしない
べたつくからといって保湿を省略すると、インナードライが悪化することがあります。
熱いお湯で洗顔する
必要な皮脂まで洗い流してしまうため注意しましょう。
上手に皮脂対策をして、さらりとした肌へ
肌のべたつきやテカリは、皮脂だけでなく乾燥やストレス、紫外線、生活習慣などさまざまな原因によって起こります。
特に大人のべたつき肌では、インナードライが隠れていることも少なくありません。皮脂を落とすことばかりに注目するのではなく、適切な保湿と生活習慣の見直しを行うことが大切です。
肌状態に合ったスキンケアを取り入れながら、べたつきの少ない快適な肌を目指しましょう。